バーバパパバーバパパを知っていますか? フランスで生まれた、ピンクのまるいバーバパパとその家族たちの可愛くて楽しいお話です。小さいころ、バーバパパの絵本を読んでもらうのが大好きで、わくわくしながらバーバパパの世界を楽しんでいました。あの個性豊かな、愛らしいキャラクターたちのお話は、世界中で子供たちに愛されていますよね。バーバパパの世界は不思議な魅力がいっぱい! 携帯の待ち受けのバーバパパがある日画像からでてくる、なんてこともあるかもしれませんよ。
おばけのバーバパパバーバパパの一番初めのお話が、この「おばけのバーバパパ」という絵本です。この本がフランスで生まれたのは1970年のことでした。日本にバーバパパがやってきたのは、1972年です。ということはバーバパパは、生まれてからもう30年以上も世界中の人から愛されているキャラクターということになります。この「おばけのバーバパパ」のなかで、バーバパパは土から産まれています。
お花の種と一緒に土にバーバパパの種が埋まっていたのでしょうか。フランソワという男の子が花に水をあげていると、“おばけのバーバパパ”が土の中から出てきたのです。そうやってうまれた“おばけのバーバパパ”は、はじめは色々な事なかなか上手くいかず、ちょっと悲しいそうでした。でもだんだんと困難を乗り越え、バーバパパはみんなと仲良くなります。フランソワのお父さんにバーバパパの家も作ってもらいました。その後、バーバパパはバーバママと出会い、7人(?)の子供たちが産まれ、あの楽しいバーバパパファミリーができたのです。
バーバパパの家族バーバパパの個性豊かな家族たちは、ビーズクッションなどのグッズや待受の壁紙画像としてよく目にしますよね。そんなバーバパパの家族をご紹介します。個性豊かなバーバパパファミリーの中に自分に似ている子がいるかもしれません。
■バーバパパとバーバママ
「おばけのバーバパパ」としてはじめに登場したバーバパパです。とっても大きくてやさしいバーババーバパパは「おばけのバーバパパ」というタイトルだったのに、なぜかわいらしいピンク色をしているのでパパは、なんにでも変身することができます。バーバパパが世界を旅して、バーバママと出会いました。バーバママは、とても優しくいつも子供たちを見守っています。でも、いけないことをしたら厳しく叱ってくれる良いお母さんです。二人はとっても仲が良いのです。
■バーバズー(Barbazoo)
動物が大好きで、面倒見の良い優しい男の子です。黄色いまあるい子でいつも動物と一緒にいます。
■バーバピカリ(Barbabright)
新しいものを発明するのが大好きな男の子です。いつも定規やコンパスを持っている、青いまあるい男の子です。
■バーバブラボー(Barbabravo)
真っ赤な身体が目印の、運動スポーツが大好きな男の子です。兄弟の誰よりも力持ち!
■バーバモジャ(Barbabeau)
髪の毛真っ黒ふさふさの男の子で、芸術家なのです。絵をかいたり、彫刻を彫ったりするのが大好きです。
■バーバララ(Barbalala)
歌や楽器が大好きで、いつも綺麗な声で得意な歌を聞かせてくれる、緑色の女の子です。自分で楽器に変身して演奏することもあるのです。
■バーバベル(Barbabelle)
綺麗なものが大好きな、紫の色をした女の子です。いつもネックレスをしているなんてホントにおしゃれが好きなんですね。
■バーバリブ(Barbalib)
本を読んだり、勉強するのが大好きなオレンジ色の女の子です。眼鏡をかけているのがトレードマークです。
バーバパパのグッズバーバパパは、その愛らしいキャラクターが大人気ですので、色々なグッズが出ています。バーバパパやバーバパパの家族たちがかかれた、カップやバッグなども沢山の種類がありますが、中にはバーバパパの形に焦げ目が付くトースターもあります 。
なんにでも、形を変えられるバーバパパのイメージそのままのビーズクッションは家族みんなそろっていてふにゃふにゃと形をかえられるので、ホントにバーバパパがいるみたいな気分になります。パソコンの壁紙や、携帯の待受画像用に、バーバパパ好きの人が作ったバーバパパの画像を無料でダウンロードできる「バーバパパ同盟」というサイトもありますので、待ち受けにしておけば、いつもバーバパパで癒されることができますね。
バーバパパの秘密の話
■バーバパパの色
バーバパパは「おばけのバーバパパ」というタイトルだったのに、なぜかわいらしいピンク色をしているのでしょうか。じつは、バーバフランス語で「ひげ」のことで、バーバパパは「パパのひげ」という意味になります。「パパのひげ」だけだと、ピンクなんておかしいですが、フランスには「パパのひげ」という名前のお菓子があります。 それは、日本でも良く知られている、「綿菓子」のことなのです。あの、ふわふわ、もしゃもしゃした感じが、ひげのイメージだったのでしょうか。ですから、「おばけのバーバパパ」は「おばけの綿菓子」なのです。フランスで一般的に見られる綿菓子は、ピンク色のものが多いようです。そのため、バーバパパの色はピンク色なのではないでしょうか。
■バーバパパはキューピット
バーバパパを生み出した、作者のアネット・チゾンさんとタラス・テイラーさんは、タラス・テイラーさんがフランスを旅行中偶然パリのカフェでアネット・チゾンさんと出会いました。あまりフランス語の得意ではないタラス・テイラーさんがアネット・チゾンさんと絵を描いてコミュニケーションを取っている中でできたのが、「バーバパパ」です。この偶然の出会いで生まれたバーバパパを、二人は夫婦として仲良く作ることになったのです。
バーバパパは、愛のキューピットというわけですね。 バーバパパファミリーは個性豊かで、でもみんな取っても仲良しです。気に入った子はいましたか? バーバパパの女の子たちは、ママも含めてみんな頭にお花の飾りをつけていますよ。これからもきっと色々なところで、バーバパパたちに出会うことがあるでしょう。そのときはぜひ、バーバパパの色々な話を思い出してみてくださいね。
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